② 代謝プロファイルテスト実施、データ解析代行
代謝プロファイルテストに必要な情報は?
・直近の牛群検定(乳検)成績
・過去1年間の疾病発生状況
・検査対象牛のボディコンディションスコア
代謝プロファイルテスト成績として当社から提供する情報は?
・MPT診断書
・飼料設計書
代謝プロファイルテストでわかることは?
a. ルーメンコンディション
b. ルーメン機能
c. 第四胃機能
d. 肝臓機能(蛋白合成能、脂質代謝能、糖新生能、TCA回路回転能)
e. エネルギー充足状況
f. タンパク質充足状況
g. 肝臓障害
・遠心分離機の貸し出し対応します。
・セパレーター入り採血管は遠心分離後そのまま凍結。
・NaF管は遠心分離後、血漿をエッペンチューブに入れて凍結。
代謝プロファイルテストの効果は?
飼料と護蹄管理の適正化で疾病は限りなく減少します
グラフは半年間隔で栄養プロファイルに基づいた飼料設計と指導級削蹄師による削蹄を実施したフリーストール搾乳牛90頭の牛群のデータです。この牛群は病気が多すぎて困ったという獣医師からの依頼で牛群検診を実施しましたが、実施後1週間でバルククーラーがあふれて、急遽、バルククーラーを追加購入しました。ラップサイレージの水分誤認があって冷害前後で疾病が多発しましたが、それ以外は獣医師いらずの牛群になり、乳量も順調に伸びていきました。乳房炎に関しては、搾乳立会等は一切していません。飼料設計は、個体の能力を無理なく最大限に引き出す方針でおこなっています。東日本大震災まではほとんど疾病発生なしが継続しました。
