業務概要

業務概要

 

牛群管理支援事業:MPTの実施・解析等で牛群管理獣医師等を支援します

現在の給与飼料や給与方法が適正か否かを、牛の側から科学的に診断します。
病気を出さない牛群作りをお手伝いします
第四胃変位や産後起立不能症、ケトーシス、蹄底潰瘍などの病気が多発する牛群は飼料設計の修正で発生を抑制できます(事例へ飛ぶ)。病気が多いと牛の生産寿命が短縮し、育成牛(育成コスト)を多く抱えなければなりません。これはメタンガス産生(=温暖化)にも直結します。まずは病気を出さない牛群を作ることが生き残りのポイントです。弊社はそれをお手伝いをします。

(注射器を使わない獣医療を目指しています!)

① 血液代謝プロファイルテストや牛群検定成績解析による栄養代謝診断
② 反芻センサによるルーメン環境診断
③ 病気の発生を抑制する飼料設計
④ 特定多発疾病(子牛の下痢症、蹄病、繁殖障害)の集団防除(予防)
⑤ 牛群管理(畜産農家、畜産企業)
⑥ 牛群管理アドバイザー (畜産農家、畜産企業、関連する企業、農協など)
⑦ 現在開発中のDXシステムを用いた各種診断

飼料設計は家畜福祉をベースにして、反芻動物としての牛のルーメン環境の健康を維持しながら、牛本来の持って生まれた能力を最大限に引き出すことを目的としています。
栄養診断の対象は乳牛と繁殖牛および子牛、放牧肥育牛です。
*生産者の方で検診を行いたい場合は獣医師に相談するか直接お問い合わせください。
*当センターでは個体診療は原則として行っていません。
 

管理獣医師養成事業

牛群栄養代謝診断により獣医師・削蹄師・コンサルの皆様を支援します
以下の様な獣医師や削蹄師、人工授精師など畜産を支える方々の後方支援を行います。
① 疾病多発牛群・低受胎牛群をなんとか改善したい
② 現在行っている栄養管理の科学的裏付けが欲しい
③ 栄養管理の手法を学びたい
④ 自分が診療している牛群で、連携(or依頼)して栄養管理を行いたい
⑤ NOSAI等が行っているMPT・飼料設計のセカンドオピニオンが欲しい
⑥ 治療獣医師から管理獣医師に転換していきたい
後方支援の内容は
① 代謝プロファイルテスト(MPT)解析およびそれに基づいた飼料設計の指導をオンラインまたは現地で行います。
② 護蹄管理の研修(対面orオンライン)およびアニマルウェルフェアに基づいたロープワーク、歩様診断、指導級削蹄師と組んでの獣医師のための削蹄入門などの現地指導
 

循環型畜産研究・教育・普及事業:生産者から消費者までの一体化した協力体制を目指して

アニマルウェルフェアおよび循環型畜産を中心とした研究だけではなく、消費者とも協力して20年後を見据えた生産現場作りを行います

 

役員

CEO    岡田啓司 博士(獣医学)、岩手大学名誉教授 、岩手大学理工学部特任研究員

顧問    佐藤衆介(アニマルウェルフェア担当) 農学博士、東北大学名誉教授

顧問    千田 廉(加速度センサ担当) バイセンCEO、電気通信大学客員研究員